「iPhoneのバッテリーが急に減りが早くなった」と感じたことはありませんか?実は、その原因は様々です。
今回は、iPhoneのバッテリーの減りが早くなる原因や、その確認方法、さらには効果的な対処法まで詳しく紹介します。
特に新品のiPhoneでもバッテリーが早く減る場合の「初期不良」の可能性や、バッテリー交換のタイミングと適切な交換方法についても触れます。
この記事を活用して、あなたのiPhoneのバッテリーの問題を解決してみましょう!
iPhoneのバッテリーの減りが早い原因
iPhoneのバッテリーの減りが早い原因は何でしょうか?iPhoneは便利なスマートフォンですが、バッテリーの持ちが悪いと感じることがあります。
iPhoneのバッテリーの減りが早い原因は以下の通りです。
- 画面の明るさ
- 充電方法
- 環境温度
- 電波状況
- ウイルス感染
これらの原因を知っておくことで、iPhoneのバッテリー管理に役立ちます。次にiPhoneのバッテリーの減りが早い時の対処法11選を紹介します。
iPhoneのバッテリーの減りが早い時の対処法12選
バッテリー長持ちのためのテクニックを紹介します。これらのテクニックを実践することで、iPhoneのバッテリー持ちが大幅に改善されるでしょう。
①画面の明るさ調整
画面の明るさ調整は、バッテリーの消費を抑える効果があります。明るさを必要最低限に抑えることで、バッテリーの減りが早い問題を解決することができます。
また、自動調整機能をオンにすることで、環境に合わせた適切な明るさに調整されます。
②不要なアプリの終了とバックグラウンド更新を制限する
不要なアプリを終了し、バックグラウンドでの更新を制限することも有効です。多くのアプリがバックグラウンドで動作し、バッテリーを消費していることがあります。
アプリを終了させるか、バックグラウンド更新を制限することで、消費電力を抑えられます。
「設定」→「一般」→「バックグラウンドアプリ更新」で、不要なアプリの更新をオフにしましょう。また、バッテリー節約のために、アプリの省エネ設定を活用することもおすすめです。
③100%まで充電しない
iPhoneのバッテリーは、100%まで充電すると、過充電になる可能性があります。
過充電とは、バッテリーに過剰な電圧がかかり、内部抵抗が増えて発熱や劣化を引き起こす現象です。過充電を防ぐためには、80%から90%程度まで充電することがおすすめです。
④20%以下になる前に充電する
iPhoneのバッテリーは、20%以下になると、過放電になる可能性があります。
過放電とは、バッテリーの電圧が低下し、内部抵抗が増えて発熱や劣化を引き起こす現象です。過放電を防ぐためには、20%以上になるように充電することがおすすめです。
⑤充電しながらiPhoneを使わない
iPhoneを充電しながら使うと、バッテリーに負担がかかります。特に高温や低温の環境では、バッテリーの劣化が早まります。そのため、充電中はiPhoneを使わずに放置することがおすすめです。また、ケースやカバーを外して充電することも効果的です。
⑥低速充電を使用する
iPhoneのバッテリーは、高速充電よりも低速充電の方が劣化しにくいです。
急速充電は便利ですが、発熱やストレスがかかって劣化を早める可能性があります。そのため、時間に余裕がある場合は低速充電を使用することがおすすめです。
低速充電はUSBポートやコンセントから直接接続する方法です。急速速充電はワイヤレス充電や急速充電器を使用する方法です。
⑦お風呂では使用しない
お風呂では湿度や温度が高くなります。これはiPhoneのバッテリーにとって良くありません。
湿度や温度が高いと、バッテリーの内部抵抗が上がり、発熱や劣化を早める可能性があります。そのため、お風呂ではiPhoneを使用しないことがおすすめです。
もちろん、防水機能があるiPhoneでも、お風呂では使用しない方が良いです。
ちなみに僕が使用しているiPhoneは、お風呂で使い続けたら1年半でバッテリー状態が80%以下になりました…本当におすすめしません。
⑧電波の悪いところでの使用を控える
電波状況もバッテリーを消費につながることも忘れずに。
悪い電波状況でのスマートフォン利用は、バッテリーの消費が大幅に増えることがあります。電波が弱い場所では、使用を控えるか、飛行機モードにすることで消費電力を抑えられます。
⑨自動ダウンロード機能と通知の設定を変える
自動ダウンロード機能と通知の設定を変えることも効果的です。
アプリの自動アップデートや通知機能は、バッテリーを消費します。自動ダウンロード機能をオフにし、通知の頻度を調整することで、バッテリーの持ちを改善できます。
これらの方法を実践することで、スマートフォンのバッテリー持ちが向上し、快適な使用が可能になります。ぜひ試してみてください。
⑩低電力モードの活用する
iPhoneには、低電力モードという機能があります。これを使うことで、バッテリー消費を抑えることができます。「設定」→「バッテリー」から低電力モードをオンにしましょう。
ただし、一部の機能が制限されるため、利用シーンに応じて判断が必要です。
⑪iPhoneのウイルス感染を疑ってみる
iPhoneのバッテリーの減りが急に早くなった、異常にバッテリーが減っているという方は、iPhoneがウイルス感染していることを疑ってみましょう。
iPhoneのウイルスチェック・対処法を行うことで、バッテリーの減りが改善されるケースもあります。
ウイルス感染のチェック方法や対処法については、下記の記事をご覧ください。
関連記事>>iPhoneがウイルス感染?確認方法と正しい対応法
⑫バッテリー充電の最適化を設定する
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるには、「バッテリー充電の最適化」を設定しましょう。
バッテリー充電の最適化はiOS 13からの新機能で、iPhoneの充電習慣を機械学習で学びます。長時間充電器に接続される予定の場合、充電を80%で一時停止し、通常の使用開始時に100%になるよう調整します。これにより、フル充電の時間を短縮し、バッテリーの劣化を遅らせることができます。
さらにiPhone15シリーズからは「充電の最適化」→「上限80%」を設定することで、充電器に繋ぎっぱなしでも80%以上は充電されなくなります。 100%満充電を防ぐことによって、バッテリーを長持ちさせることができます。
買ったばかりのiPhoneのバッテリーの減りが早いのは「初期不良」
買ったばかりのiPhoneのバッテリーの減りが早い場合、原因は「初期不良」の可能性があります。初期不良とは、製品が工場から出荷される際に、品質管理で見逃された欠陥や故障のことです。
初期不良の場合、iPhoneを購入した日から1年以内であれば、無償で修理や交換が受けられます。ただし、以下のような場合は、初期不良として認められないことがあります。
- 水没や落下などの外的要因による故障
- 改造や分解などの不正な操作による故障
- 正規品以外のアクセサリーや部品を使用したことによる故障
初期不良かどうかを判断するには、Apple Storeや正規サービスプロバイダーにiPhoneを持ち込んで診断してもらう必要があります。診断には予約が必要な場合もあるので、事前に電話やウェブサイトで確認してください。
初期不良であれば、修理や交換が無償で行われますが、それ以外の場合は有償になります。また、修理や交換には時間がかかる場合もあります。そのため、iPhoneを持ち込む前には必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。
バッテリー交換のタイミングと交換方法
iPhoneのバッテリー交換について、適切なタイミングと修理店の選び方を解説します。これらのポイントを押さえることで、スムーズかつ効果的なバッテリー交換ができるでしょう。
バッテリー交換のタイミング
バッテリー交換のタイミングは、主にiPhoneのバッテリーの性能低下が顕著になった時です。具体的には、バッテリーの最大容量が80%以下になった場合や、急激な残量減少や頻繁な電源オフが起こる場合が該当します。
バッテリー交換はApple Storeと非正規修理店はどっちがいい?
バッテリー交換には、Apple Storeや第三者の非正規修理店が選択肢としてあります。それぞれのメリットとデメリットを考慮して、最適な選択を行いましょう。
Apple Storeでの交換は、品質と安心感が高いです。また、保証期間内であれば無償で交換ができる場合があります。ただし、予約が必要で、対応が混雑している場合があるので注意が必要です。
一方、第三者の修理店では、予約なしで即日対応が可能な場合が多く、手軽に交換ができます。しかし、修理店によっては品質やサービスに差があり、保証が効かなくなることもあるため、信頼できる店舗を選ぶことが大切です。
バッテリー交換を検討している方は、下記の記事を参考にしてください。
最後に、自分で交換する方法もありますが、作業に自信がない場合は専門家に任せることをおすすめします。適切なバッテリー交換を行うことで、iPhoneを快適に利用し続けられるでしょう。
まとめ
iPhoneのバッテリーの減りが早いのは、様々な原因が考えられます。
画面の明るさやアプリの設定、充電の方法やタイミングなど、日常的に気をつけることで改善できる場合もあります。しかし、買ったばかりのiPhoneやバッテリーの劣化が進んだiPhoneでは、対処法だけでは解決できないこともあります。その場合は、初期不良やバッテリー交換の可能性を検討してみてください。
iPhoneのバッテリーは、使い方によっては劣化が早くなることがあります。そのため、定期的にバッテリーの状態をチェックすることが大切です。iPhoneには、バッテリーの最大容量やピークパフォーマンス能力を確認できる機能があります。この機能を利用して、バッテリーの健康状態を把握しましょう。
iPhoneのバッテリーは、長く使えるように工夫することもできます。例えば、低速充電や低電力モードを活用することで、バッテリーの消耗を抑えることができます。また、ウイルス感染や電波の悪い場所での使用を避けることも、バッテリーに優しい使い方です。
iPhoneは、私たちの生活に欠かせないデバイスです。そのため、バッテリーの減りが早いと不便に感じることも多いでしょう。しかし、この記事で紹介した対処法や交換方法を参考にして、iPhoneのバッテリーを長持ちさせましょう。